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会長メッセージ

歯科インプラントは1980年代初頭に世界的な普及を見せ始めました。

時同じくして日本国内でも歯科インプラントの臨床研究と開発が進められ、その第一号は1978年に国内で初めて厚生省(現厚労省)より認可を受けたのです。

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会長メッセージ

2021年4月より会長職を拝命いたしました水上哲也です。どうぞよろしくお願いいたします。


近未来オステオインプラント学会はインプラント治療を真摯に取り組む臨床医の学会です。本学会は前会長の糸瀬正通会長と意思をともにする幹部の先生達の熱意と努力により1999年にセミナー受講者を中心に設立されたICG研究会を前身として、2003年にさらに発展したかたちとなったIPOI臨床研究会を経て、国民の健康増進に寄与する団体である特定非営利活動法人(NPO)として発展し、2008年に近未来オステオインプラント学会となりました。現在会員数は620名(2021年5月時点)を有し、北海道から沖縄に至る会員と支部によって構成されています。

 

主な活動としては、各支部における支部会、セミナー、会員発表、本会主催の講演会、年次大会、そして昨今ではWeb を利用した海外演者による講演会などを行っています。


本学会は会員の多くが開業医であり、インプラント治療における技術の向上のための研鑽と新しい知見の共有を行っています。特に日常臨床でインプラントを有効活用し、インプラントの予知性を高め、安全性を確保するためにインプラント分野のみならず、保存治療や歯周治療、咬合、審美、矯正など関連する領域における知識や技術の向上につとめています。

 

私達はインプラント治療部位以外の天然歯の治療にも目を向けの基本的な臨床のレベルを向上させながらインプラントに取り組むことが大切と考えています。このため学会の推薦するセミナーや講演会を後援し、またその結果を認定医や専門医、指導医の単位習得に結びつけています。


インプラント治療は今や無くてはならない治療オプションとなりました。インプラントを有効活用し、咬合機能の回復、QOLの向上を得ることは国民の健康寿命の向上につながるものと確信しております。


会員の皆様には引き続き学会活動にご参加、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。また、これからインプラント治療に本格的に取り組んで行こうと考えられている先生方のご加入をお待ち申し上げます。

近未来オステオインプラント学会 会長
水上哲也

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